 ペットロスとは「最愛のペットを亡くした悲しみや苦しみから起こる心理的な喪失体験」のことで、ここ数年でこの言葉をよく聞くようになりましたが、一般的にはまだよく理解されてないようです。
家族として、パートナーとして、共に暮らし、共に寝起きをして、共に歩み、共に楽しみ、いつも笑顔で迎えてくれ、寂しい時や悲しい時などは黙って側に寄り添って支えてくれたり、助けてくれたりして、私たちの心を癒してくれるパートナー。かわいがっていたペットを失うことで、心に大きなキズを負い、社会生活に支障をきたす状態をペットロスと言います。
ペットの寿命は人間に比べると短く、飼育するに際して想像してもいないパートナーとのお別れを経験せざるをえません。共に暮らせる時間が長く、愛情を注ぎ関係を深め、人間と動物という粋を超えた絆を結んでいるだけに、亡くなった時の悲しみや辛さはさらに大きなものになってきております。
又、共に暮らした期間が長ければ長いほど、分かち合った時が多いほど、支えてもらった関係などからも、このように感じるのは当然のことです。 愛すべきパートナーを失った深い悲しみに対する反応は正常なことで、決して異常なことではありません。
しかし、パートナーが亡くなっても人間同様にその悲しみを理解してくれるほど、まだ社会は成熟しておらず、「たかがペットのことで…」「また飼えばいいじゃないか…」と言うように、亡くなった悲しみに人間も動物も違いがないことをこの悲しみを経験したことのある人でないとなかなか分かってもらえません。
悲しみが訪れるのは、それだけパートナーとの愛情や思い出があったからであり、幸せで楽しい時があったからこその賜物です。自分の感情に素直に従ってたくさん泣いて涙を流して下さい。悲しい今の気持ちを率直に理解してくれる家族や友人に話して下さい。徐々に心を整理しながら、ゆっくりと時間をかけて悲しんで、そして、生前の喜びや優しさなどの愛情を、この悲しみ以下にしないためにも自分の心に向き合い悲しみを癒して下さい。
あなたと過ごせた時間はペットにとっても、楽しく、温かな時間だったはずですから・・・
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